Q.将来の金利変動に対応するには、どの金利タイプがおススメでしょうか?

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住宅ローンの金利タイプには「全期間固定型」「固定期間選択型」「変動型」の3種類があります。

これから借入れを行う側にとって、どの金利タイプを選べば良いは一概に言えませんが、『今後の金利上昇リスクをどのくらい取れるか』が1つの判断の目安になります。

借入金額が少額の場合や、短期間での返済が可能な場合は、金利の影響をそれほど大きく受けることはないので、「変動金利」が良いでしょう。

金利の変動に日頃から注意を払い、繰上げ返済や借換えなども資産運用の一部と考える人にもおススメです。

一方、返済中はあまり面倒なことに気を使いたくないという方、そして今後金利が急上昇する可能性が高いと考える方には「固定金利」がおススメとなります。

住宅金融支援機構の調査によると、「変動型」「固定金利期間選択型」「全期間固定型」の利用割合は、おおむね5:3:2の割合となっているようです。(民間住宅ローン利用者の実態調査/平成25年2月期)

「変動型」が多いのは、ここ10数年間のトレンドとして、低金利状態が定着してしまったためと見られています。

しかし、政府と日銀は、デフレからの脱却を掲げ物価上昇率の目標を2%としているので、これが実現すれば5年後には金利が2%より高くなっている可能性があるということになります。

「変動型」にとっては金利上昇が最大のリスクなので、金利上昇の兆候が見られたら速やかに固定金利に変更するか、先手を打ってなるべく低金利の内に「全期間固定型」を選択した方が良いでしょう。

もう一つの方法としては、固定金利と変動金利の2タイプに分けて借り入れる方法があります。

これを「ミックス返済」と呼んでいますが、固定金利と変動金利のメリットを追求すると同時に、リスクを分散させようという考え方です。

金利が変動した場合、不利になった方の繰上げ返済を優先すれば良いということになるので、金利が上昇基調にあるときは変動金利で借り入れた分を繰上げ返済し、金利が下降基調にあるときは、固定金利で借り入れた分を繰上げ返済することになります。

こうすることで、金利変動リスクに柔軟に対応できるわけですね。

これからは、こうした消費者ニーズに応えたローンが増えて来るのではないでしょうか。

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