Q.今話題の「超低金利」の金利固定型住宅ローンについて教えてください!

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この住宅ローンは「新規借入」専用で、「借換え」には適用されません。

各メガバンクの現時点の金利水準は次のとおりです。(2013年6月)

◇三菱東京UFJ銀行 「1年固定」年0.5% /[3年固定]年0.6%
◇三井住友銀行 「3年固定」年0.6%
◇みずほ銀行  「2年固定」年0.55% /「3年固定」年0.6%


半年ごとに金利が見直される「変動金利」でも、年0.875%の設定なので、「3年固定」年0.6%が如何に安いかが良くわかると思います。


それでは、このローンを利用する場合の注意点について説明しましょう。

このローンは、固定金利期間が終了すると、変動金利型に移行する仕組みになっているので、向こう3年間、長期・短期ともに現在同様の金利水準が続いていれば全く問題ありません。

しかし、金利が上昇する場合には、次の2つのリスクが発生することから、十分な注意が必要です。

1.固定金利への乗り換え機会喪失リスク
当初固定期間中に金利が急上昇した場合には、その固定金利終了時点では既に長期金利が高くなっていると、金利が上がり始める時点で長期固定型に乗り換えておく機会を失ってしまいます。

2.借り過ぎリスク
当初3年間、この低金利ローンを利用した場合のシミュレーションをしてみましょう。
「ボーナス返済なし・30年元利金等返済」条件で4,000万円借り、3年後に再び3年固定型に借り換えるケースを想定します。

【金利が変わらないケース】
毎月返済額は、最初の3年間は約12万1千円ですが、4年目からは金利が1%上がって年1.6%になります。
その結果、毎月約13万7千円となり、月々の返済負担は約1万6千円も増えてしまいます。

【金利が1%上がるケース】
4年目からの金利は年2.6%になり、毎月返済額は約15万5千円に増加します。
このケースでは、月々の返済負担は約3万4千円も増加することになり、その分収入が増えないとやりくりが出来なくなってしまうリスクが生じます。

つまり、当初3年間の返済額を基準に考えて安易に借り過ぎてしまうと、後に返済に苦しむことになってしまいます。

「アベノミクス」によって、物価も上昇していることでしょうし、消費税増税も実現しているかもしれません。

その一方で、私たちの収入がそれ以上に増えている保証など、どこにもないのが現実です。

以上から、3年後には金利が上昇しているかもしれない、というシナリオを想定しましょう。

その上で、無理をして借り過ぎず、金利上昇にも耐えられるだけの余裕を待った資金繰り計画を立てることが大切です。

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